小地域福祉活動は、そこに暮らすすべての生活者の暮らしの困りごとをお互いの力で、または専門職等の力を借りて解決してあげたりしてもらったりできる地域を創ることです。また、今は何とかなっているが近い将来困ったことが起こりそうだから今のうちに何らかの手を打っておこうと取り組んでいく日々の営み、そこから生まれるさまざまな活動のことです。
住民主体のまちづくりには、新たな活動人材の確保が必要不可欠です。最近では、地域活動やボランティア活動に参画するなど、社会に貢献することや社会とのつながりをもつことによって、自己実現をめざす人がどの世代をみても増えています。ひとりでも多くの住民の参画を求めていく、人づくりの取り組みが喫緊の課題です。
身近なところからの福祉活動の始まりは、価値観のちがうもの、多様なものとの出会いによる気づきと行動から生み出されます。元来、地域福祉活動そのものには、人と人との「出会いの場」としての機能を持っており、それがやがて「協働の場」となっていきます。そうした場と活動づくりの場面がどれだけ住民の暮らしのなかに存在しているか、がポイントになります。
地域の中に多様な出会いの場や協働の場が生まれてくると、それらの活動をつなぎあわせたり、活動と活動との調整を行う必要性が生まれます。また、それぞれの活動団体が抱えている問題、見えている問題を共有し、地域全体の課題を認識しあうために、あらためて関係作りを行う「協働の場」が必要となってきます。地域にある個々の小地域福祉活動が相互に関連しあい、相乗効果を高めるしくみを小地域単位でつくり、なおかつ地域全体でネットワーク化されることがポイントです。

地域で何が起こっているか、どんな暮らしにくさがあるのか、地域課題と社会資源にふれる機会をつくりましょう。
それらについてあらためて意見を交換することで、お互いの価値観や考え方が理解できます。
さらに学びを深めることで、地域の課題に対する取り組み方法が明確になります。
学びの検証、疑問の確認を体験を通じて理解を深めましょう。参画の意欲を高めることができます。
出典:「あいある小地域福祉手帳VOL1」平成21年3月発行
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