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「被災者の願いをカタチに ~海田町地域支え合いセンター(海田町社協)の支援活動~」

 11月20日,海田町社協主催の「ボランティア講座」として『防災講習 特別編』が開催 されました。この中で,被災者の赤木さんが「平成30年西日本豪雨災害を体験して」と題 して,自身の被災体験を語られました。
 「2年前の7月6日,突然,裏山から土石流が押し寄せ,妻とふたり,倒壊した家もろと も下敷きになりました・・・」赤木さんが語り始めると,会場は静まり返り,参加した町民 は全身で赤木さんの言葉を聴いている様子。奇跡的に助け出された赤木さんは,参加者に呼 びかけます。「もしかしたら,自分は生かされたのかもしれない。そんな自分に今できること は,自身が体験したことから,早く逃げること,命を守ることの大切さを,海田の仲間たち に伝えることだと思ったんです」。赤木さんは自治会の世話役として地域のつながりの中で暮 らしていましたが,被災を機に,住み慣れた海田町を離れ,新たな地での生活を始められま した。それでも,海田のまちでこうして被災体験を伝えることで“これからも海田の地域や 仲間とつながっていくことはできるんだ”と,前を向かれています。
 赤木さんは,今回,伝える機会をコーディネートした,海田町社協(海田町地域支え合い センター)に,感謝の思いを重ねて伝えられています。「こうした機会をもらえてありがたい。 今後も,各地域での防災の取り組みのお手伝いができたらいい。力になりたい」。こうした赤 木さんの思いを受けて,講座の最後には「赤木さんの言葉にもあった“地域のつながり”を 大切にする,そのために声をかけ合い,支え合える地域づくりを社協も応援していきます」 と,海田町社協の大下主幹。赤木さんの思いと,日頃からのつながりづくりをめざす地域の 取り組みが,今回の赤木さんの語りをきっかけにひとつ,またひとつと,紡がれていくこと を期待しています。

 

 

 

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