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令和7年度広島県社会福祉大会を開催しました!

 令和7年11月14日(金曜日)に、アステールプラザ中ホール(広島市 中区)において、「令和7年度広島県社会福祉大会」を開催し、次のとおり、表彰式典と記念講演を行いました。
 当日は、民生委員児童委員をはじめ、社会福祉施設や社会福祉協議会の役職員、ボランティア活動者等被表彰者及び福祉関係者214人にご参加いただき、盛会のうちに終えることができました。
 この大会の様子をご紹介します。 

写真:開会の様子

表彰式典

 表彰式典では、県知事表彰、県社協会長表彰、県共同募金会会長表彰式を行い、県社協会長表彰では、永年にわたり社会福祉の向上に尽力されている、民生委員児童委員をはじめ、福祉施設や社会福祉協議会・民間福祉団体等の役職員、地域のボランティア団体から、280人、18団体が受賞されました。

写真:県社協会長表彰の様子

記念講演「自分らしく生きる ~夢に向かって私はあきらめない~」

写真:中野 由佳講師

講師プロフィール
 1981年三次市(みよしし)三良坂町出身。ネイリスト、スイマー。ネイルルーム「LaLa-ua(ララウーア)」代表。2016年3月に、自転車で信号待ちをしている時に、不慮の事故にあい、首の頚椎を損傷し、胸から下が麻痺となり、車いす生活となる。握力は、右手は幼稚園児並み、左手はほとんどない状態となるが、懸命なリハビリにより、2018年3月に、自宅にネイルルーム「LaLa-ua」をオープンする。その他、2017年11月からリハビリとして水泳を始め、2018年12月には、「第35回日本パラ水泳選手権大会」に出場し、背泳ぎの日本新記録を樹立。その後、結婚、出産を経て、現在は、1児の子育て中。

 記念講演では、ネイルルーム「LaLa-ua」代表 中野 由佳様に、「自分らしく生きる ~夢に向かって私はあきらめない~」と題して、不慮の事故により障害を抱えながらも、夢をあきらめず前向きに生きられる原動力や、誰もが自分らしく生きていける社会になるためのポイント、今後の夢などをお話いただきました。
 また、講演の最後には、車いすから歩いて退場することに挑戦され、その勇姿に参加者も感動と元気をもらい、大きな拍手がおこりました。
 今回の記念講演を通じて、障害者の自己決定とその人らしい暮らしを地域で支えていくために、私たちが福祉関係者として、また地域住民として何をすべきか、再考する機会となりました。
 なお、この記念講演の様子は、11月25日に広島テレビ「テレビ派」で放送されました。

 本会は、広島県社会福祉大会の開催を通して、永年にわたり社会福祉の向上にご尽力されたみなさまに表彰により感謝の意を表すとともに、福祉関係者とともに、誰もが自分らしく安心して暮らせる「地域共生社会づくり」がより一層推進されるよう取り組んでいきます。

写真:歩いて退場する中野講師

 

 

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